【完成】LM エヴァンゲリオン 量産機 その6
6年半の歳月を経て、LMエヴァンゲリオン量産機の完成です。
もっとも、このキットの発売は1997年くらいだったようなので(既に記憶が有りませんw)、発売当時に購入したキットを数年に一度弄ってしまい、引っ張り出してはしまう、を繰り返していました。
結果、四半世紀以上経過した2024年にようやく完成です。。。
個人的には、いつも心のどこかに引っかかっていた針のようなキットだったことから、なんとも言えない達成感が味わえました。
今更ですが、このエヴァゲリオン量産機は1997年に劇場公開された映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、きみに』の中で登場するエヴァです。
そのため、昨今のシン・エヴァやTV版には登場しないことから映像では見たことの無い方も一定数いらっしゃるかもしれませんが、当時劇場で見た人にとってはトラウマにもなりかねないくらいのインパクトのあるエヴァだと思います。
白と黒、唇だけが赤というメリハリのある色調。
目は無く、巨大な背中の羽根とロンギヌスの槍をもった姿はまさに異形です。
劇場公開当時に発売された、このLM(LimitedModel)はガレージキットのような作りですが、材質がムクのプラという特殊なシリーズで今となっては途絶えてしまっていますね。
当時はガンダムXのドートレスやガンダムWのトーラスなど未だにHGシリーズでも未発売のキットが存在していました。
ちょっと特殊な構成のキットであったことから、接着と塗装が前提でしたね。
全体を撮影してみたのですが、とにかく巨大な翼のために撮影ボックスで良い角度からの撮影が困難です
また、改造せずに作れば自立できるはずですが、私の場合はロンギヌスの槍を持つ腕の付け根角度、顔、背中のエントリープラグ周辺などをポリパテで弄っていることからバランスが変わってしまっているようで、自立できなくなっていました
そのため、ロンギヌスの槍を透明なブロックで支えています。。。
背中から撮影。
この巨大な翼は箱の中に翼の形が印刷された0.5mmか0.3mmくらいのプラ版が入っており、自分で切り出すスタイルでした。
そのため、切り出し方が不味いと組み上げた際に隙間が目立つ、骨組みとかみ合わない、といった問題が起こるため、少し大きめに切り出して微調整しながら適正な形に整える作業が必要だったように思います(が、既に25年以上前に行った作業なので記憶もあいまいです。。)
翼で本体が見えませんね
とにかく大きな翼とロンギヌスの槍が大きいキットです。
この25年ほどの間に行っていた工作と塗装がだるいところが多いのですが、今更そこを治すと最初から全部やり直しになってしまうので分かっていながらそのまま仕上げを進めています。
そのため、細部の粗さは寛容な心で作業を進めました
HGエアリアルとの比較。
全高はほぼ同じですが、翼のおかげでボリューム感が圧倒的。
翼は基部で外すことも可能にしています。
厳密にはこの状態はおかしいのですが、イメージとして翼の無い状態として撮影しておきました。
翼を付けると見えなくなる腹部~背部は見た目以上に塗り分けが手間です
胴体は貼り合わせると1つのパーツになるだけなので、色は全て塗り分けが必要という昨今ではありえない仕様ですw
細かく見るとやはり粗が目立ちますが、これ以上拘り出すとあと四半世紀は掛かりそうな予感がしたため、2024年で完成とします。
発売から27年を経過してようやく完成ですが、たまたま海洋堂からこのエヴァ量産機が最新キットとして発売されますね。
ちょっと気になりますが、どうしましょう。。。
以上、LMエヴァンゲリオン量産機の完成でした!
この記事へのコメント