装甲騎兵ボトムズ総合模型演習2024
東京の北千住マルイ6Fで2024/11/1~11/17の期間、「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習2024」が開催されています。
今日現在、まだ開催中ですがいよいよこの週末で終了となります。
私は先週末に行ってきましたが、思ったよりは人数も少なく落ち着いて観ることができました。
開催直後は時間帯入場券になっていたので、それなりに込み合ってたのかもしれませんね。
ちなみに、このイベントは昨年9月に「装甲騎兵ボトムズ40周年展(渋谷Movida館)」ということで渋谷で開催されていたイベントが大盛況だったことから、2024年も開催する運びとなったそうです。
40年以上昔のアニメで、特に新作発表が有るわけでもないのに、この根強い人気がボトムズの凄さだと思います。
北千住駅からマルイはすぐでした。
初めて行きましたが、迷わず入館。
会場の6Fまでエスカレータで移動し、6Fで降りましたがあまりにも普通の売り場しかなく、ハテナ?と思って見渡したところ、唐突にこの看板があって安心しました。
ストライクドッグの動きを感じさせられるキービジュアルがお出迎えしてくれます。
事前にチケット購入していましたので、説明を受け展示場に入ります。
ちなみに、物販だけであれば入場チケットなしでも入って購入することができるタイプの開催形式でした。
入ってまず目に付くのがイラストを忠実に再現しつつも、ディオラマとして背景になる建物含めて作り込まれたこちらです。
キットは最新のMaxFactory製1/24ストライクドッグのようです。
襲われているスコープドッグも細かい。。。
あまりの作り込みの凄さにずっと見ていられますが、入った瞬間の展示物なので次へと足を進めます。
クメン編を再現したディオラマですが、こちらも見どころたっぷりです。
拡大しても、情報量が増えるばかりで引き続きずっと観ていられます・・・
キットはいずれもWAVEのマーシィドッグ、ベルゼルガ、ダイビングビートル。
マーシィドッグって割と最近発売されたところだったように思いますが、理想的なディオラマに組み込まれています。
たぶん、ボトムズの好きな人のほとんどがやってみたいシチュエーションの再現じゃないかと思いました。
(もちろん私も作ってみたい・・・)
そして、事前に話題になっていたこちら。
最終クールの舞台となった、ゴモルの塔を作られています。
もちろんキット等あるわけもなく、あまりに巨大な舞台(街)の全景をディオラマにしているため、どこがどうなっているのかも分かりません。
是非クリックした拡大写真で細部を観て頂ければと思います。
街並みというか建物の数々が良い感じで再現されていますね。
周囲の砂漠の中にも、作中の様々な場面となったモノが作り込まれており、構成の素晴らしさに感動しました。
1/24スコープドッグとキリコで、第3クールのサンサ編における1場面を再現されているようです。
キリコがフィアナのためにボンベを集め周っていた場面だと思いますが、スコタコの背景のなんだかよく分からない残骸までもが素晴らしいです。
現地に行かないと観ることのできない視点として、上から撮影してみました。
あとは、裏からの撮影。
裏から見ても、この背景になっている板?のようなものがただの板ではなく、何か戦艦かなにかの外壁を思わせるような作り込みがされていました。スゴイ。。。
こちらはプロダクツ商品の宣伝としての展示です。
アシェットの週刊装甲騎兵ボトムズを作る、の完成状態ですね。
1/8のスコタコで、総額は約30万ほどになるという、対象の年代を激しく意識した商品です。
これは流石にスル―します
(1/8であればボークスのガレキが良いですし)
覗きこむようなディオラマになっていて、非常に撮影しにくかったのですが、覗くと中はすっかりウドの街。
という作品です。
作品名:パープルレイン
ウドの街のバトリング場周辺を再現されています。
4箇所の覗き窓から、それぞれ見えるシーンが異なって見えます。
でも、スマホカメラでの撮影はちょっと厳しいですね。。。
サンサ編終盤のイプシロンとの最終決着の後、を再現したディオラマです。
このシーンは当時あったデュアルマガジンというボトムズやダグラムの模型雑誌で掲載されていたディオラマがあったことを思い出しました。
40年ほど前の雑誌の記事ですが、インパクトがあったのでいまだに覚えています。
劇中、倒れるイプシロンはヘルメットバイザー越しに顔が見えるのですが、それをこのサイズの模型で再現すると顔が見えない、という問題があった、というような昔の雑誌の記事でした。
今回の展示作品では、おそらくバイザーは作っていないようですが、顔の色をバイザー越しの青い様な塗装にすることで、アニメ本編の雰囲気を再現しているのであろう、と思います。
なるほど、その手があったか・・・という気づきを得ました。
中央のヨラン・ペールゼンとレッドショルダー部隊。
RS部隊の機体は年末に発売されるであろう、1/24ブラッドサッカーだそうです。
一人でこの台数を作るのは困難ですが、様々なモデラーさんの共同作業のようです。スゴイ。
続いてはこちら。
このイラストは、バンダイの1/20スコタコのバーコフ分隊仕様ですね。
私も1個だけもっていますが、あと4個買うかどうか迷っているうちにこの世から消えたような存在になっています。
このイラストをキットで再現しており、こうやって写真でみるとイラストかプラモデルか判別できないような塗装表現がスゴイです。
ちなみに引いて撮影するとこうです。
まさにペールゼンファイルです。
まさかこれを作るとは・・・・
個人的にやってみたいディオラマNo.1を再現されており驚愕。
今後発売される予定のWAVE1/35ツヴァークをありったけ使った、ボトムズTV本編の最後の戦いとなったキリコ率いるPS部隊です。
WAVE製ボトムズの最初のラビドリードッグを先頭に、最新キット(予定)のツヴァークという構図が良いですね。
この数はプラキットでなければ再現できませんし、うらやましい限りです。
後ろから見るとこうです。
一番後ろにいるのは・・・
アロンとグランまで再現されており脱帽。
監督始め、関係者のサインも展示されていました。
様々なボトムズ作品の単品も数多く展示されていました。
全部を紹介することが困難なくらいの数ですが、数少ないフィギュアからメロウリンク。
この大きさのメロウリンクは初めて見ました。ガレキで欲しいです。。。
となりのクメン編キリコ&フィアナもフルスクラッチのフィギュアです。
非常に珍しい、笑顔のフィアナ。
ワンフェスなどで販売して欲しいものです。。
OVA野望のルーツの最後のシーンを再現したディオラマ?ですが、これはスゴイです。
キリコ以外の3名もきっちり作っておられます。
バイマン、ムーザ、グレゴルー、が良いですね。
同じく4名がターボカスタムを完成させたシーンを再現。
作品愛があふれています。
そして、展示コーナーの最後は各メーカーの今後の商品展開の展示でした。
本家本元のタカラトミーも1/48シリーズ再開を展示していましたが、撮影忘れてました
ということで写真はバンダイのHGスコタコの拡張パーツセット6で、ターボカスタムを再現するパーツを出すようです。
当然といえば当然のチョイスでしょうね。とりあえず最低5個買っておけば良いように思います。
PLAMAXさんはキットではなくこの意味深な告知。
ボークスと全面戦争になるのではないか、という予感もしますが、アイテム選定次第でしょうね。
さすがにテスタロッサはいきなり無いのではないでしょうか。。。
ガイアノーツはこちらの幻影編ベルゼルガと、その専用塗料。
ベルゼルガは買ってませんが、この色は良い色合いだったのでとりあえずゲットしておきました。
他、各古参ボトムズディーラーさんのガレージキット各種が大量に物販コーナーにあるなど手ぶらで買えることはほぼ不可能なエリアが最後に待ちかまえていました。
パープルベア(の改造パーツ)を買おうかどうしようか迷っていたら、目の前で完売してしまい財布が助かりましたが、何か引っかかるものがあるなど、一期一会という意味を考えさせられるコーナーでした。
それでも、今回の展示のための特別キットは予定通り3個買いできたので良かったです。
ちなみにこちらです。
またニッチなものを。。。。w
あと、この展示会のガイドブックのような冊子も売ってましたのでもちろんゲット。
家に帰ってから読みましたが、かなり濃い内容でした。
高橋監督の書き下ろし小説まで掲載されており、読み応え十分です。
冊子の中でもちらっと触れられていますが、少し前に発売されたボトムズの40周年記念の公式設定資料集Part1と2を予約購入した場合に入手できるCD「ロッチナの疑問」のことが書かれていました。
結論だけ書くと、高橋監督の中ではフィアナは死んでいるという確定情報は出していないこと、続編は構想している、ということが読み取れます。(この冊子とロッチナの疑問の中で)
高橋監督もご高齢になっておられますので、できるだけ早めにお願いしたいものですが期待していても良さそうですね。
以上、総合模型演習でした。
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