HGUC 1/144 ムーンガンダム その5
バルギル(ガンダムヘッド&サイコプレート搭載型)に向けて、ムーンガンダムを鋭意作製中です。
先週末で全体の色は全て塗装できていました。
この一週間は、その後のスミ入れを行い、細部の塗り分けを行うためのマスキングに次ぐマスキングを繰り返していました。
毎晩、夜に作業をしていましたが、細かなマスキングを複数回行うことは、精神的に堪えます。
何度かモチベーションを維持するために、中断してはスプラ2で遊ぶ、といった日々でした。
マスキングすべきは大きく2つです。
(1)バルギル独特の黄色のマーキング(のような模様)
(2)サイコプレート背面の黄色のダクト状モールドの塗り分け
(1)のバルギル独特の黄色のマーキングが入ったパーツは、肩、下腕部、膝、の3箇所で6パーツです。
下腕部を撮り忘れていましたが、黒いのが膝、紫のパーツが肩の該当箇所です。
これらのパーツに黄色に斜め線が入ったマーキングがされているのがバルギルの特徴ですが、再現するには塗るしかありません。
デカールを作る、なども考えましたが手早さを考慮すると、塗った方が速そうでしたので、マスキングして塗ることにしました。
塗る前に、対象パーツには保護のために光沢クリアーをコーティングしています。
右下の2つが膝パーツの途中写真です。
右にある様に、残す部分をマスキングし、斜め線は1.5mmのマスキングテープを0.75mm程度に横幅で2分割したマスキングテープです。
その状態で、左の白くなっている膝パーツのように、黄色を塗るための下地作りをクールホワイトでしています。
塗膜が厚くなりすぎると、テープを剥がした後に段差が目立つので、クールホワイトはサッと吹いた感じです。
ちなみに、肩パーツはより小さい斜め線になるので、0.5mmのマスキングテープで斜め線を入れました。
下腕部も同様にマスキング対応で、黄色のマーキングをエアブラシで描いてみました。
多少修正が必要な状態ですが、ほぼイメージ通りにできました
クールホワイトを使ったタイミングで、サイコプレートも塗ります。
透明パーツですが、サイコプレート背面がティターンズブルーの濃い青ですので、透明パーツが暗くなりすぎると思いましたので、クールホワイトを軽く吹いて、裏地作り。
ちなみに銀色も検討しましたが、裏地に銀色だと暗い感じがするので白にしています。
ちなみに実験した写真です。
左の青いマル囲み部分が銀色が透けて暗く見えるサイコプレートパーツ。
右の青いマル囲み部分が裏地クールホワイトにしたパーツです。
光の当たり具合などは同じですが、これだけ違うので、白が良いようです。
※ちなみに、左のパーツはシンナーで誤って上部を少し溶かしてしまったパーツなので、テストピースに使っています。
次に赤い面は、裏地のクールホワイトの影響で白っぽく(ピンクっぽく)なるので、塗装しました。
蛍光ピンク+クリアーレッド=8:2 くらいの比率で混ぜた色を作りましたが、この色は成型色が少し明るくなったような色合いになっており、気に入りました!
今後、サイコプレートやサイコフレーム(UCガンダムなど)を塗る際に使用したいと思います。
なお、この写真の左は塗装なし、右が塗装後です。
この蛍光ピンク+クリアーレッドを塗装した後、全体的にMr.クリスタルカラーのルビーレッドを2回ほど吹き、キラキラ感を出した後、光沢クリアで軽くコーティングしました。
一連の作業の中で、サイコプレートの黄色い部分も塗りました。
でも、これが一番大変でした
まず、ティターンズブルーに塗ったサイコプレート背面パーツの両端にある黄色の部分をマスキング。
8枚のプレート × 2箇所 = 16箇所の黄色があるため、マスキングは本当に大変でした
このような同じパーツを延々とマスキングする、という作業が一番苦手なので、何度やる気を失って放置していたことか・・・
そのため、このマスキングだけで1週間になってしまいました
黄色なので、やはりクールホワイトを吹いてから、黄色(黄色+白少々で彩度を落としています)で塗装です。
こうして見ると、ほんのちょっとのアクセントカラーですが、このマスキングと塗装が、今回のムーンガンダム製作で一番つらかった箇所です。
はみ出しもありますが、筆塗りでリタッチします。
さらに細部の修正などを行い、デカールを貼れば完成です。
もう一息です。
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