HGBD ガンダムダブルオーダイバーエース 1/144 その3
早くも7月となり、今年も折り返しです。
今日から今年の模型進捗日記も後半戦。
前半で仕掛だったものは、ドンドン仕上げて、今年は秋から予定されている、機動戦士ガンダムNTや閃光のハサウェイ映像化にあわせて発売されるであろう新作にも手をだしていきたいと思います。
そんなことをしていたら、在庫が減るとは思えませんが・・・
TVも放映中のガンダムビルドダイバーのメインプラモ、ガンダムダブルオーエースの作製の続きです。
キットは素組みでもほぼ色分けがされています。
そのため、キットを普通に指定色で塗る分には、マスキングはほとんど不要ですし、合わせ目処理も前腕くらいで良いという今時のキットで、非常に作りやすいです。
そのため、まずは各パーツのパーティングライン処理を全て行い、中性洗剤で油分と削りかすを落とし、色ごとに分けました。
100均で購入した3個で100円などのタッパーが役立ちます。
関節のグレー、メインの白、青、それ以外で大まかに4つに分けました。
写真を入れるのが手間なので、Amazonのリンクを挿入しましたが、ダブルオーダイバーエースはこんな感じです。
青、白がメインでヒロイックな雰囲気ですが、前回の記事でも描きましたが色が青み成分が多いような散らばり過ぎなような。
個人的には気になる配色です。
そこで、色は変更してみることとします。
せっかくのブログなので、少し目立つようなこともしてみたいというのもありますが
6つのカテゴリーに色分けしようと思います。
ここまでは6月の上旬に行っていたのですが、色の塗り分けとどの色を塗るのかを約1カ月迷っていました。
ようやくその答えを見つけたので、この週末は一気に塗装をできるだけ塗りました。
まず白になる箇所には、Mr.カラー69番のグランプリホワイト。
少し、グレーっぽい青みがかった白です。
赤や青の一部パーツも発色の補正のために塗っています。
黄色はキャラクターイエロー+白。
割と普通の黄色ですね。
右のパーツは指定色では青ですが、違う色にしたいのでまずは白にしています。
次にもとは色々な色のパーツですが、Mr.カラー32番のオリーブドラブ2で緑っぽく塗りました。
右のいくつかのパーツは青いバックパックになるパーツですが、37番のRLMグレーバイオレットです。
次に白いパーツはだいたいこのグレーにしています。
色はRLMグレーバイオレットです。
渋めのグレーでゼータプラスなんかにも合いそうです。
と、ここまでの色でダブルオーダイバーエースを何にしようとしているのかを気づいた人は、少ないと思いますが分かった方はいらっしぃますでしょうか?
少なくとも、本のダブルオーダイバーエースの色になっているのは黄色くらいです。
正解は・・・・
これです
俗にいうリアルタイプガンダム。
ちなみにこの写真は、たしか2015年の大河原邦夫展で販売されていたMGガンダムVer2.0のリアルタイプカラー版です。
パッケージはこんなキットです。
説明書の色とキットパーツの色を見る限り、黒い部分は黒+白、腰や足の緑部分は緑+オリーブグレー(という色はラッカー系には無いので困りますが。。。)という指定で、思っていたのとは何か違います。
その後も少し前のプレミアムバンダイ限定のHGガンダムリアルタイプカラーなども見てみましたが、どれも何か違うのです。
特にプレミアムバンダイのガンダムはふくらはぎなどの緑部分がシールですし・・・
記憶にあるリアルタイプカラーとは、1/100で昔発売されていたキットが元祖だと思っていましたが、色々な資料を読んでいる、自分の中の答えを見つけました!
答えはこの本にありました。
”SFプラモブック1 機動戦士ガンダム”という昭和57年(今からだと37年前)の本です。
定価で480円。さらに税表記は無し!
昔は消費税なんか無かったですしね。
ちなみに、後ろはこんな感じです。
06Rやプロトタイプガンダムも描かれています。
しかし、これらは全てキット発売前の本のため、この本に掲載されているいわゆるMS-Vは全てスクラッチという、時代を感じさせる本です。
答え、というのはこのページのガンダムⅡです。
ここに色指定があり、更にこの作例はあのストリームベースの小田雅弘氏
すっかり忘れていましたが、この本のほとんどの作例はストリームベースという小田雅弘氏、高橋昌也氏、あの川口名人こと川口克己氏が作っているという本でした。
一応中古でAmazonにあるみたいですね。
この記事を見る限り、濃い青部分は14番のネービーブルー、緑部分はオリーブドラブとありますので、この作例をリスペクトし、この色指定で塗ることにしました。
余談ですが、この本には他にもこのような記事があります。
各種ザクバリエーションには当時名前がありませんでした。
そこで、この記事のように日本語で機能を説明した「対空砲装備型ザク」(=今のザクキャノン)、「水陸両用型ザク」(=ザクマリンタイプ)といった名称で、フルスクラッチ記事があります。
他にも、表紙を開いたページには、大河原邦夫氏直々のコメントと大河原氏の作例のザクまで・・・
と、今考えるととんでもない豪華な内容の本でした。
最新のガンダムダブルオーダイバーエースを、あえて最初期に近いガンダムリアルタイプカラーで仕上げる、という予定です
どうなることやら・・・・
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